■会長挨拶 会長 和田 洋一
ご紹介にあずかりました、会長の和田でございます。 本日は、お忙しい中、「平成20年度通常総会」にお運びいただきまして、誠にありがとうございます。また、平素よりCESAをお引き立ていただいている皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。 さて、昨年来、ゲーム市は非常に活況が続いておりますが、昨年につづき、今年もかなり大きな市場の伸びが観測されております。2006年より、ゲーム産業が成長の第2ステージに入ったというようなことを申し上げておりますけれども、これは、「地域」の広がりも、「お客様の層」の広がりも出てきて、広さと深さを伴う厚みのある市場になってきたということ、つまり、ゲームというコンテンツが非常に多くの方々に受け入れられた結果だと思っております。私どもゲームを作る側、供給する側も身が引き締まる思いでございます。
こうした市場の成長を受けまして、会員企業の皆様の中には、すばらしい決算を発表なさった方もいらっしゃいます。特に、お客様・市場の広がりを上手くとらえた企業の皆様が大きく業績を伸ばしていらっしゃるようです。新しいお客様の層という事でいきますと新機軸のゲーム、いかに面白いものを作ったか、それから、地域的な広がりということでいきますと、海外の市場をいかに開拓できたか、こういったところが業績にそのまま跳ね返っているようです。これによって、次の新しいコンテンツに対する投資を行うという善循環が生まれつつあるというのが現状ではないかと思います。
先ほど、平成20年度通常総会でCESAの役員が改選されましたが、素晴らしいスタートを切った第二ステージを、いかに盛り上げていくか、というのが引き続き私どもの使命でございます。いかにモノを作る環境を整備するか、社会とのコミュニケーションを円滑に行うか、という業務の主軸をしっかりと引継ぎ、さらに広げて参りたいと思います。 また、「東京ゲームショウ」、ゲーム開発者向けコンファレンスの「CEDEC」は、恐らく過去最高を更新した昨年を上回る活況になるのではないかと期待しておりますが、さらに拡充して参ります。 しかし、私どもは、この第2ステージを盛りたてていくだけでなく、さらに次の第3ステージとは何かということも視野に入れながら、活動していくべきなのではないかと思っております。 第3ステージというのは、どういった時代でしょうか。私は、ネットというインフラ、それからデジタルというフォーマット、これらが普及した2010年から15年頃に、恐らくメディア・コンテンツ市場が一つになっていくであろうと考えています。そうした時代にゲームというコンテンツがどのように進化して、お客様にどのように受け入れられて行くかといったことを考えながら、現在のステージを存分に成長させていこうと、このように考えております。 今後も、役員・事務局一同、全力で業務に邁進して参ります。どうかご支援の程、よろしくお願いいたします。ご清聴、誠にありがとうございました。 |