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2007年2月2日
各位


平成18年度経済産業省委託事業

「ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座」のご案内

経済産業省平成18年度サービス産業人材育成事業
(ゲーム産業における開発者人材育成事業)
実行委員会委員長 平松 正嗣


拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
 さて、社団法人コンピュータエンターテインメント協会では、経済産業省より平成18年度サービス産業人材育成事業(ゲーム産業における開発者人材育成事業)を受託し、実行委員会(委員長 平松正嗣 株式会社スクウェア・エニックス コーポレート・エグゼクティブ、事務局長 堀口大典 CESA専務理事)を組織いたしました。本事業ではこれからのゲーム開発者にとって必要なスキルを調査・分析し、それを教育するための体系的な教育プログラム等の検討とキャリアアップシステムを調査・検討し、明確にすることによって、ゲーム開発者のキャリア開発に繋げ、わが国のゲーム産業の開発力の更なる向上につとめることを目的としています。
 このたび、その一環として、ゲーム産業開発者のスキルアップを目的とした講座を実施することになりました。
 業務ご多用のことと存じますが、趣旨をご理解いただき、多くの皆様にご参加頂ければ幸いに
存じます。
 何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

敬具


[
本件に関するお問合せ]
(社)コンピュータエンターテインメント協会 事務局
担当:今井、小林、堀口
電話:03-3591-9151
email: answer@cesa.or.jp






ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座 (全二回予定)

【開催概要】

  第1回ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座

   日時 : 2月19日(月)  講演 14:00〜16:15 終了予定(受付開始は13:30)
   スケジュール   第一部講座 14:00〜15:00
              15分休憩
              第二部講座 15:15〜16:15
   会場 : 秋葉原コンベンションホール
         〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル2F 
         TEL  : 03-5297-0230 
         会場地図 : http://www.akibahall.jp/data/access.html

  受講対象者:ゲーム開発に現在または今後従事される方が対象です。
  

 
  第2回ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座

   日時 : 2月23日(金)  講演13:30〜15:45終了予定(受付開始は13:00)
   スケジュール   第一部講座 13:30〜14:30
              15分休憩
              第二部講座 14:45〜15:45
    会場 : 虎ノ門パストラル ホテル 本館1F 葵の間
         〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-1
         TEL  : 03-3432-7261
         会場地図 : http://www.pastoral.or.jp/access/index.php

  受講対象者:下記技術を習得されており、ゲーム開発に現在または今後従事される方が
           対象です。
           ・C言語によるコーディング

【申し込み】

  受講費用: 無料
  定   員: 300名 定員になり次第締め切らせて頂きます。

  参加を希望される方は以下URLからお申し込み下さい。

     URL :   https://members.cesa.or.jp/index.php/course/regist

   

【第1回ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座の講演内容】

[1] 第一部講座(14:00〜15:00予定)

 タイトル : コンピュータ・エンターテインメントのためのセンシング・ インタラクション技術

  講  師 : 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 
         インタラクションラボラトリー室長 理学博士 暦本純一 氏

プロフィール:
1986年 東京工業大学理学部情報科学科修士過程修了。
NEC、アルバータ大学を経て、1994年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。 現在、同研究所インタラクションラボラトリー室長。理学博士。ヒューマンコンピュータインタラクション全般、特に実世界指向インタフェース、拡張現実感、情報視覚化、ネットワークインテリジェンス等に興味を持つ。研究成果の一部がPlayStation3ゲームタイトル ”Eye of Jugement”(CyberCodeによる拡張現実感) やPSPタイトル「みんなの地図2」(PlaceEngineによるWiFi位置認識) などに利用されている。ACM,情報処理学会、日本ソフトウェア科学会各会員。 1990年情報処理学会30周年記念論文賞受賞、 1998年MMCAマルチメディアグランプリ技術賞受賞、 1999年情報処理学会山下記念研究賞受賞、 2003年日本文化デザイン賞受賞、 2006年 ACM SIGCHI Academy 受賞。

  ホームページ:http://www.csl.sony.co.jp/person/rekimoto.html

講演内容 :
CGやシナリオの作りこみによるゲームの世界に飽和感が感じられるようになり、インタラクションそのものの面白さをシンプルに追求するエンターテインメントへの期待が再び高まってきている。また、コンピューティングやセンシング技術によって、従来とは異なったタイプのエンターテインメントの世界が始まろうとしている。この講義では、講演者の研究開発事例を紹介しつつ、エンターテインメントの新しい流れについて議論したい。

15分休憩後

[2] 第ニ部講座(15:15〜16:15予定)

タイトル:  センシング技術のゲーム開発の現場への可能性と課題

講 師:
  コーディネーター :国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)代表 新 清士氏
      パネラー :株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所 
              インタラクションラボラトリー室長 理学博士 暦本純一 氏
      パネラー :株式会社カプコン 開発副統括 兼ソフトウエア技術部部長 松嶋 延幸氏     
      パネラー :株式会社コナミデジタルエンタテインメント    
              プロジェクトソリューションセンター R&D推進グループ統括マネージャー 
              植原 一充 氏

プロフィール:
国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)代表 新 清士氏

1970年生まれ。慶應義塾大学商学部及び環境情報学部卒。ゲーム会社で営業、企画職を経験後、ゲーム産業を中心にリサーチするジャーナリストに。他に、立命館大学大学院政策科学研究科講師、ゲーム専門学校デジタルエンタテイメントアカデミー講師。コンピュータエンタテインメント協会(CESA)理事。ブロードバンド推進協議会オンラインゲーム専門部会部会長。日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)理事。著書に『「侍」はこうして作られた』(新紀元社)。


株式会社カプコン 開発副統括 兼ソフトウエア技術部部長 松嶋 延幸氏

工場機械の制御プログラマーを経て1988年カプコン入社。ゲームプログラマーとして、家庭用業務用ゲームのソフトウエア開発に携わる。その他、業務用ゲームハードの開発にも参加。その後、開発部署内での技術研究や情報共有を進める現部署(ソフトウエア技術部)を経て現在に至る。


株式会社コナミデジタルエンタテインメントプロジェクトソリューションセンター
   R&D推進グループ統括マネージャー 植原 一充 氏 

1994年コナミ入社。家庭用ゲームプログラマとして、ポリスノーツ、メタルギアソリッド,同2,同3等に関わる。2005年より現部署に異動、社内の開発情報共有と技術研究を主な業務とし現在に至る。



講演内容:
センシング技術は実際の開発現場でどのような具体的な使い道があるだろうか。アーケード機、コンシューマ機、もしくはもっと違った新しい可能性や市場はあるのだろうか。
暦本氏の講演を受けて、開発現場のR&Dを担当されているお二方の現場の質問や意見を交えつつ、開発現場への実際の応用手法、及び、課題点を探っていく。




【第2回ゲーム産業開発者のためのスキルアップ講座の講演内容】

[1] 第一部講座(13:30〜14:30予定)
 タイトル:
 マルチコアプロセッサのプログラミングに求められるもの
   - スレッドプログラミング技術を中心として

  講 師 :日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
        スタッフ・リサーチャー(数理科学博士) 阪本 正治 氏

プロフィール:
1989年3月 電気通信大学通信工学専攻修士課程修了
1989年4月 日本アイ・ビー・エム(株)入社 東京基礎研究所配属。
2000年3月 博士号取得(数理科学)
入社以来、音声合成・音声認識、コンテンツ保護、並列アプリケーションの研究
 ・ 開発に従事 法政大学非常勤講師

講演内容:
IBM は長年データプロセッシングの領域で最先端の技術を研究してまいりました。
最新の動向としては、マルチコアプロセッサー、特にヘテロジーニアスなマルチコアに対するプログラミング技術が最先端として注目されています。IBMは、ソニー様および東芝様と共に、Cell Broadband Engine(TM)と呼ばれる次世代のマイクロプロセッサーを開発いたしました。それは、次世代のメディアプロセセッシングで要求される膨大な計算処理を、複数の演算コアの同時並行動作によって可能にします。
しかしながら、アプリケーション・プログラムからマルチコアプロセッサーの能力を活用するためには、複数のコアを有効活用した並列処理や、データの入出力を考慮に入れたプログラミングが必須となります。本講演では,マルチコアプロセッサの能力を遺憾なく発揮させるためのプログラミング戦略について説明いたします。

[2] 第ニ部講座(14:45〜15:45予定)

 タイトル: 「Cell Broadband Engineの性能を自然に引き出す考え方と実行環境」

 講 師 : 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント
        マイクロプロセッサ開発部 チーフ 井上 敬介 氏

プロフィール:
1999年慶應義塾大学理工学部情報工学科博士過程修了。同年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。2001年より北米テキサス州オースティンでCell Broadband Engine開発に参加し、2005年株式会社ソニー・コンピュータエンタテイメントに入社、PS3 SDKの開発に従事。工学博士。コンピュータアーキテクチャ、チップマルチプロセッサ、並列処理に興味を持つ。

講演内容:
Cell Broadband Engineの構成をふまえつつ、その特徴を生かせるソフトウェア構成について述べ、それに基づいてPS3 SDKで提供しているランタイム環境について紹介する。

受講者に求められるスキル・技術:
Cell Broadband Engineの構成の概略を知っており、ソフトウェアの開発予定がある。


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