CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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ゲーム業界調査データ

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2014 CESAゲーム白書/2014 CESA Games White Paper

2014CESAゲーム白書
2014CASA Games White Paper

ISBN
978-4-902346-30-5
発行日
2014年7月28日
ページ
本文210P
在庫
あり

INTRODUCTION

この度は「2014CESAゲーム白書」をご高覧頂き、誠に有り難うございます。

昨年、海外で新たな据置型家庭用ゲーム機が相次いで発売され、今年は日本国内でも発売を迎えることになりました。昨今の家庭用ゲーム機はインターネット接続機能を搭載したハードウェアが相次いで投入されており、様々な新しい遊び方をご提供できる環境が整ってきております。さらにここ数年は家庭用ゲーム機にとどまらず、スマートフォンやタブレット端末等のプラットフォームを介したゲーム利用の機会が増えてきており、ゲーム利用者の裾野が広がってきていることを実感しております。
一方でこのような急速な市場変化に対し、従来の手法では実態が把握しづらい領域が出てまいりました。中でもダウンロードゲーム市場など、ネットを介したゲーム市場の実態把握等がかねてからの課題となっておりました。こうした市場変化に対応すべく議論を重ねてまいりました結果、今回より調査手法を大幅に見直し、多領域に渡る市場調査を行いました。 この度、国内・海外のゲーム市場の変化を伝える客観的なデータを収録した本書をお届けできることを嬉しく思います。

2013年の調査結果を要約いたしますと、販売店ベースの数字である市場規模について、日本国内は、ハードウェアが1,558億円、ソフトウェアが2,537億円、合計で4,095億円となりました。なお上記数値はパッケージゲームソフトを推計した市場規模ですが、日本国内に関して別途ダウンロードゲームソフト市場を推計したところ、103億円であることがわかりました。 一方、海外の市場規模は、ハードウェアが1兆1,172億円、ソフトウェアが1兆7,050億円、合計で2兆8,222億円となりました。 本書では上記データのほか、関連市場に関するデータ、アーカイブ資料等も収録しております。

なお今回は巻頭の寄稿として、一般社団法人デジタルメディア協会理事長の襟川恵子氏より、同協会の20年に渡る足跡について寄稿をいただきました。読み応えのある内容になっておりますので、ぜひともお目通し頂きたいと存じます。

最後になりましたが、今回の「2014CESAゲーム白書」発刊にあたり、調査にご協力いただきました会員各社関係各位、非会員ゲームメーカーの皆様に加えて、日頃大変お世話になっております経済産業省商務情報政策局の関係各位、ゲーム市場関連データをご提供いただきました関係各位に厚く御礼申し上げますとともに、今後とも当協会へのご理解とご協力をお願い申し上げ、発刊のご挨拶とさせていただきます。