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2009 CESA一般生活者調査報告書 〜日本ゲームユーザー&非ユーザー調査〜

2009CESA一般生活者調査報告書
〜日本ゲームユーザー&非ユーザー調査〜

ISBN
978-4-902346-18-3 C3000
発行日
2009年3月
ページ
141P
在庫
あり

INTRODUCTION

[概要]

2009CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~』は、「CESAゲーム白書」の基礎データとなる「一般消費者のゲーム利用・ライフスタイル」に関する調査結果をまとめたものです。

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この「一般生活者調査」は毎年実施しております「一般消費者のゲーム利用動向把握」基礎調査として協会設立の1996年から毎年実施してまいりました。

さて今回の調査結果を要約いたしますと、「現ゲーム参加者」の割合について、全体の29.4%が現在も継続して楽しんでいるとの推計に至りました。
今回特筆すべきは女性のユーザーが増えたことが挙げられ、中でも「10~14才」「15~19才」「20~24才」の年齢層で参加率の上昇が見られることが挙げられます。
かねてより当協会では、家庭用ゲーム産業の歴史的背景から男性若年層に偏る傾向があるとの分析結果を得ており、「幅広い消費者への家庭用ゲーム参加訴求」を掲げてまいりました。特に弱点とされている「シニア層」「女性層」の取り込みは急務とされており、近年の各ゲームメーカーにおける取り組みが功を奏したものと推測しております。

また本書の特徴として「非ユーザーの意識調査」を強化している点が挙げられます。一時期、ライフスタイルの変化により家庭でゲームを満足にプレイする時間が取れず、熱心なユーザーの方々が次第にゲームから離れていってしまう現象が見られました。しかし当産業ではこの状況を素早く察知し、携帯型ゲーム機等で負の要因をうまく補うことにより、結果として休眠ユーザーの回帰に成功しております。別の視点では、ゲームのインターフェイスを改善し、ゲーム初心者が抱く操作の複雑さ・難しさの敷居を下げ新たなユーザーを獲得しております。このように、現状のリスク分析と新規層開拓を同時に進めることはどの産業においても大変重要なことであり、とりわけ家庭用ゲーム産業では他産業に先駆け実施し成功を収めている数少ない例と自負しております。また本結果に気を緩めることなく、今後も更なるユーザー拡大を目指してまいります。

なお例年では、韓国の<財団法人韓国ゲーム産業振興院>との間で日韓合同調査を実施してまいりました。しかしながら今年度に関しては、先方が今年4月に他団体との統合を迎える特殊事情があり、統合準備の関係で合同調査実施が難しいことがわかりました。そのため先方と協議を重ねた結果、残念ながら今回は合同調査実施を見合わせることとなりました。一方、両国単独での調査は実施致しており、韓国の調査結果については後日別の形での発表を予定しております。ご期待されていた皆様におかれましては上記事情をお汲み取りいただき、何卒ご容赦いただきますようよろしくお願い申し上げます。