CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

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「東京ゲームショウ2005」懇親パーティーレポート

「東京ゲームショウ2005」懇親パーティーは、多くのご来賓をはじめ、国内外の業界関係の方々、CESA会員の皆様など、大変多くの方々にご出席いただき、盛況のうち終了いたしました。

概 要

〔日時〕
平成17年9月16日(金) 12時00分~13時30分
〔会場〕
幕張プリンスホテル プリンスホール 2階
〔式次第〕
主催挨拶 CESA会長 辻本 憲三
ご来賓挨拶 経済産業省 大臣官房審議官
江嵜 正邦様
ご来賓挨拶・ 乾杯のご発声 株式会社NTTドコモ コンテンツ&カスタマ部 コンテンツ担当部長
山口 善輝様

主催者挨拶 CESA会長 辻本 憲三 (全文)

会長挨拶

只今ご紹介頂きました会長の辻本でございます。
「東京ゲームショウ2005」を機に懇親パーティーを開催させていただきました所、ご多忙中にも関わらず、このように多くの皆様にご参加を賜り誠に有難うございます。
また皆様には平素協会活動に対し、種々ご協力、ご支援を賜っておりますことに厚く御礼申し上げます。

さて恒例となりました「東京ゲームショウ」は、世界最大級のコンピュータエンターテインメントショウとして、国内だけでなく海外からも大きく注目されるまでに成長いたしました。
今回で15回目となりました「東京ゲームショウ」は今年も日経BP社との共催により「最前列で未来を見よう。」をテーマに3日間をスタートいたしました。
今回の「東京ゲームショウ」は、韓国、台湾などからのオンラインゲーム関連企業に加え、欧米企業が増加し、海外については過去最多の10カ国から30社にご出展いただきました。
当業界に関連する企業の広がりを反映し、様々な業種からの出展も増え、前回、過去最多となりました出展社数を更に上回る131社、出展小間数については1,433小間となりました。
本年はハードメーカー各社が相次いで次世代ゲーム機を発表し、当業界ならびに「東京ゲームショウ」への期待は今まで以上に大きなものであると実感しております。コンピュータエンターテインメントの新たなる進化は、様々な可能性を生み、世界中の人々に今まで体験したことのないような夢と希望と感動を与えることになると確信しております。
そのような中で迎えた今回の盛況は業界として大変喜ばしいことでありましてご出展者各位、関係各位に改めて御礼申し上げます。

さてこの機会に今回の「東京ゲームショウ」の内容と協会活動につき若干ふれさせていただきます。
第7回目のCEDEC(CESA デベロッパーズ コンファレンス)を去る8月の29日から31日の3日間、明治学院大学にて開催しました。海外からの講演者も増え、過去最大の規模と動員数をもって好評のうちに終了いたしました。
なお、本日の「TGSフォーラム」では「CEDEC プレミアム」と称するCEDECと連動したパネルディスカッションを予定しております。
一方「第9回CESA ゲーム アワーズ」は優秀な作品を選出、表彰する制度ですが、その中で「東京ゲームショウ」に出展された未発売の作品より選考する「ゲーム アワーズ フューチャー」は会場でご来場者の皆様に選んでいただく方法をとらせていただいております。会場8箇所に投票所を設けております。奮ってご投票いただけますようお願い申し上げます。
さらに今年の「スチューデント ゲーム 大賞」は、289作品という過去最も多い応募数の中から選ばれた受賞作品の発表授賞式を17日土曜日11時よりメインステージにて行う予定です。
また今回はオンラインゲームの楽しさを訴求し、オンラインゲーム市場の活性化を図るために、主催者企画として「オンラインゲームビレッジ」を設置いたしました。
次に、倫理自主規制として採用しておりますレーティング制度は今月末で満3年を迎え、会員会社はじめ流通関係者の皆様などのご協力により、表示率は97%と順調に普及が進んでおります。
今回、更なる啓蒙活動のため、会場にレーティング制度に関するパネルを7箇所設置しました。また、昨今、テレビゲームに対する社会の関心の高まっていることに対し「テレビゲーム」をもっと良く知っていただこうという趣旨のもと、「テレビゲームのちょっといいはなし・2」という小冊子を作成いたしました。キッズコーナーを中心に来場者の方に配布し、ゲームに対する正しい理解をいただくことにお役立ていただけたらと考えております。
ご高承の通り7月には「家庭用ゲームソフトについて、青少年の方に対しての販売自主ルールの徹底」を発表いたしまして、販売店の皆様にご協力をお願いしているところでございます。
今後も表現の自由を最大限確保した上で社会の倫理水準にあわせ、青少年の健全育成を目指して参ります。

以上、「東京ゲームショウ」に関連する点を中心にご紹介いたしました。
さて、厳しい社会情勢の中ではありますが、すでにご説明しましたように今回の「東京ゲームショウ」では過去最高などが随所に見られ、今後の発展を示唆していると見ることが出来ましょう。
私たちは今後とも市場の期待に応え、業界のさらなる発展のため努力を続けて参ります。 どうぞこれからも当協会に、そして「東京ゲームショウ」に対し一層のご支援、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
終わりに会員会社はじめお集まりの関係各位の益々のご繁栄を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
有難うございました。

ご来賓挨拶 経済産業省 大臣官房審議官 江嵜 正邦様

ご来賓挨拶

皆さん、こんにちは。只今ご紹介きました経済産業省の江嵜でございます。 本日は東京ゲームショウ2005懇親会にお招きくださいまして誠に有難うございます。

さて、今年のゲームショウの来場者目標は15万人と聞いておりますが、恐らく16万人を 超えるのではないかと思っております。

今日午前中2時間ほど観させて頂きましたが、今回のひとつの目玉である次世代のゲーム機、家庭用ゲーム機が展示されているところがございました。次世代のゲーム機用のソフト、これらも展示されておりました。これで本当に遊びの幅がまた一層広がるなあと感じた次第です。

また、オンラインゲームコーナーも観せていただきました。対戦をやっておられる方がおられましたが、勝った人が手をわっと上げ、周りの人がそれに注目する。なかなかこれは面白いなあと感じました。今家庭ではADSLや光ファイバーがどんどん入ってきております。オンラインゲームもまたこれからという感じがした次第です。

このようにゲーム産業はこれから競争力を持つところだと感じております。また市場拡大も期待できると感じた次第です。 ゲーム産業という観点からみますとハードとソフト合わせまして、出荷額の60%が海外ということです。またソフトの出荷額は前年比120%となっており、いわば国際展開の視点からみますと コンテンツ産業の模範みたいなところだと感じております。経済産業省といたしましてはコンテンツ産業の国際展開を是非支援していきたいと考えております。国内的には家電のネットワーク化をおこないながらサービスの促進を図るという基盤を作っていきたいと思っております。是非皆さんと一緒に進んでいきたいと思っております。

最後になりましたが、社団法人コンピュータエンターテインメント協会、また会員各社の皆様、本日ご参集の皆様方のご発展・ご健勝を祈念して私の話にかえさせて頂きます。

ご来賓挨拶・ 乾杯のご発声 株式会社NTTドコモ コンテンツ&カスタマ部 コンテンツ担当部長 山口 善輝様

ご来賓挨拶・乾杯のご発声

ドコモの山口でございます。
話が長いと嫌われるのがこの乾杯の発声だと思っておりますので、手短に少しお話させて頂きます。

我々900シリーズFOMAが出てからですね、ようやく皆様方の仲間入りをさせて頂けるようになったかと。そして、この東京ゲームショウへはずっと協賛をさせて頂いておりますが、こちらのほうもようやく皆様の仲間入りをさせて頂けたのかなと思っております。

今日は大盛況で本当に皆様方おめでとうございます。

先ほど、モバイルコンテンツのお話がございましたが、 今コンテンツ市場は、ドコモのコンテンツで言いますとだいたい月間150億円程度。ですので、年間1,800億円ぐらいの市場がございます。そのうちゲームが全体の20%、約月間30億。ですので、 年額400億円に迫る勢いで今伸びております。 また、だんだんですね、PDC、2GからFOMAにお客様が乗せ換わっていく。今年度末には2,400万人以上の方がFOMAに乗せ換わるんですね。ですので、FOMAのユーザのほうが非常にアクティブでゲームをいっぱい使って頂けるユーザでございます。我々の市場はまだまだ小さい市場ですけども 是非、皆様方のお力をお借りしまして、もっともっと伸ばしたいと思っておりますので、是非 ご協力いただければと思います。

それでは乾杯の音頭をとらせて頂ければと存じます。では、ここにいらっしゃいます皆様方の今後のご発展とゲーム業界すべての方々のご発展を祈願いたしてましてご唱和ください。乾杯。