CESA:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

  • MENU
  • 会員専用ページ
  • ENGLISH

ゲーム業界調査データ

販売書籍一覧

2005 CESA シニア調査報告書 ~日本・韓国合同調査~[最新版]

2005CESAシニア調査報告書
~日本・韓国合同調査~[最新版]

ISBN
4-902346-05-2 C3000
発行日
2005年2月
ページ
143P
在庫
あり

INTRODUCTION

[概要]

「2005CESAシニア調査報告書~日本・韓国合同調査」は、ゲーム業界の取り組みが比較的弱いとされている三属性のうちの1つ、「50代以上のシニア層」を対象にゲーム接触やライフスタイルなどを重点的に調査し、結果をまとめた報告書です。本調査は3年に1度実施しており、前回2001年調査時との比較データ掲載のほか、今回は調査分野等で協調関係を築いている韓国の業界団体<財団法人韓国ゲーム産業開発院>との合同調査を実現することが出来ました。経年比較だけでなく二国間での趣向も比較したこれまでにない報告書となり、関係各所でお役立ていただけることと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「CESAシニア調査報告書」は、ゲーム業界のアプローチが比較的弱いとされてきた三属性の一つである「50歳以上のシニア層」に対するゲーム接触・余暇活動の実態を 探る目的として2002年に創刊致しました。本調査は3年に一度調査を実施しており、前回の2002年版に続き今回の2005年版は2号目となります。
既にご承知のことと思いますが、当協会ではかねてより韓国の業界団体<財団法人韓国ゲーム産業開発院>と協調し様々な取り組みを進めております。協調体制の一環として、 双方のデータを交換し相手国のデータ分析・情報公開に努め、自国の関係各社の分析活動に有効利用いただいております。昨年は一般消費者を対象とした「一般生活者 調査」を、初の試みとなる「日韓合同」で調査実施し、大きな反響を呼んだことも記憶に新しいことと思います。  今回は本書のタイトルにもございますよう、両国の「シニア層」がゲーム及び余暇活動全般においてどのように接しているかを合同で調査致しました。前回の当協会シニア調査実績をベースに<財団法人韓国ゲーム産業開発院>へ調査提案を打診し、企画実現に至った経緯があります。このような切り口での調査は他に類を見なく、ゲーム業界のみならず他業界におかれましても必ずやお役立てていただけると思います。

またパートナーであります<財団法人韓国ゲーム産業開発院>においても今回の調査が大変有意義なものであるとの評価を戴いており、今後更なる協調関係を築きあげて参りたいと考える次第です。
本書はゲーム業界関係者の方々はもとより、社会福祉系ビジネス関係者の必携の書籍として定着するばかりか、社会福祉系の大学・学生の方々の研究論文等で役立っているとの嬉しいお話も頂戴しております。また昨今では、当産業に対する社会的な 関心の高さもあって、教育関係者の方々のご関心も高まっている様子です。
さて今回の調査結果では、従来のテレビゲームプレイ実態調査のほか、今年度より、 「パソコン用ゲーム利用」「携帯電話ゲームコンテンツ利用」についても調査を実施致し ました。ライフスタイルでは新たに「シニアの生活時間調査」を実施、またシニア層の人生観、昨今の日韓文化交流を踏まえた自由回答も掲載しております。
また第一部では昨今話題を呼んでおります「アミューズメントマシンのリハビリテインメント利用」について、開発現場を代表して<(株)ナムコ>エルダー事業グループの方々にご執筆いただきました。玩具業界からは<(株)バンダイ>プレイトイ事業部の室木様により、玩具「プリモプエル」の開発経緯とシニア層を獲得した成功秘話などを寄稿いただきました。  加えて昨今、シニアに向けたゲーム講習会を展開する取り組みがあり、今回企画を運営している<特定非営利活動法人おとなの暮らしと仕事研究所>に寄稿文をいただきました。同団体は<(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント>社の協力の下、シニア向けゲーム 講座「諸兄、ゲームやろうぜ!」企画を展開しております。本企画につき昨今の状況及び今後の抱負について両社よりコメントをいただいております。今後ゲーム業界全体が進むべき方向の一つとして大変興味深いものとなっております。ご寄稿を賜りました皆様に心よりお礼を申し上げます。大変有難うございました。