Information新着情報

平成16年度通常総会・懇親会および第2回CESA定例記者会見レポート

平成16年度通常総会

平成16年度通常総会が、去る平成16年5月27日(木)東京全日空ホテルにおいて開催されました。
平成15年度の事業報告をはじめ、平成16年度の事業計画案等の議案が提出され、すべての議案は原案通り可決・承認されました。

概要
日時 平成15年5月27日(木) 午前11時~正午
会場 全日空ホテル 地下1階「ギャラクシー」

懇親会


総会終了後開催された平成16年度通常総会終了後の懇親パーティーは、ご来賓、国内外の業界関係の方々をはじめ、CESA会員の皆様など、大変多くの方々がご出席され、盛況のうち終了いたしました。

概要
日時 平成16年5月27日(木) 12時半~午後1時半
会場 全日空ホテル 地下1階「プロミネンス」
次第 会長挨拶  会長                 辻本憲三
ご来賓挨拶 経済産業省 商務情報政策局
      文化情報関連産業課 課長       広実郁郎
乾 杯   副会長                猿川昭義
中締め   副会長                北上一三
(敬称略)

会長挨拶 CESA会長 辻本憲三 (全文)

只今ご紹介いただきました会長の辻本でございます。 本日は皆様ご多忙中にもかかわらず通常総会後の懇親会にご参加いただきまして誠に有難うございます。 また日頃は当協会に対しご支援、ご協力を賜りまして厚くお礼申し上げます。

 さて、本日11時より平成16年度通常総会を開催し、つい先ほど無事終了し協会は第5期に入りました。 総会におきましては定款変更、平成15年度の事業報告、決算報告が審議・承認され、続いて役員改選に入り理事33名、監事2名を選出したのち、役付理事互選のための理事会を行い、会長として私辻本が再選されました。副会長として工藤、佐藤、両理事が再選され、更に新たに北上、猿川、両理事が副会長に選出され副会長4名体制をとります。専務理事としては渡邊理事を再選し、常任理事として山本理事を再選し、新たに西垣、小松、丸山、和田の4理事を常任理事として、それぞれ選出いたしました。今回選出された理事33名中8名が新任となっております。
その後、平成16年度の事業計画、収支予算案につき審議し、原案通り承認されましたことをご報告申し上げます。 また今回より定期総会終了後、報道関係の方々に対する記者会見を行うこととし、短い時間ではありましたが先ほど終わったところでございます。

会見の席上でも申し上げましたが平成16年度はご高承の通り当業界は政府の「コンテンツビジネスを国家戦略の柱に」のスローガンもと産業界では日本経団連がコンテンツ産業振興を強く打ち出し、コンテンツ産業振興に関する法案が今月衆議院を通過するなど矢継ぎ早に施策が進展していまして、当業界に対する期待はこれまでになく高まりを示しております。これらの期待に応えてゆくための対応が今期の大きな課題であります。
このような環境の中、ゲームのオンライン化と言う時代の流れに対し協会は先日「オンラインコミュニティ特別委員会」を設置いたしました。それに伴ない正会員の範疇を拡大する必要から、このたび定款を一部変更させていただきました。これにより最近新たに創業や参入などの著しいオンラインゲームに関する広い分野の企業をも会員として迎え、新しいビジネスチャンスを展開することにより従来のゲーム領域の拡大を一層促進することができるものと期待するものです。

今年度の方針・計画の概要につきましては先刻総会でご承認をいただきました。主なものにつき若干ふれさせていただきます。

まず通算14回目となる東京ゲームショウは、今年も日経BP社の共催により前年度以上の規模、内容の充実を目標に9月に幕張メッセにて開催の予定で一層のグローバル化を計り、「世界一のコンピュータエンターテインメントショウ」としての地位を更に向上させようといたします。
また「CESAゲームアワーズ」は本年度より未製品化作品を対象とした「インディーズ部門」を新設いたします。これらよりアマチュアも含んだゲームに携わる人々が自由に表現する場を提供し、新たな才能の発掘、企画、開発の醸成を目的にインディーズ支援に関する国の助成を受けて実施いたします。 これに伴い従来行ってきた「CESAアマチュアゲーム大賞」は学生・生徒を応募対象とし名称も新たに「CESAスチューデントゲーム大賞」として実施し、既に作品を募集中でございます。
さらに「CESAデベロッパーズカンファレンス(CEDEC)は昨年までの好評を受けて今年からは会期を1日のばし3日間とし9月6日~8日まで工学院大学キャンパスで開催いたします。

一方、流通における「中古ゲームソフト問題」は当業界の大きな問題であり、昨年度末に協会としての統一見解をまとめ、今年度はそれにもとづき、実態調査、何らかの権利の創設、関係者間の話し合いなど、すすめて解決の道を探る計画です。
また、業界が自主規制として採用したレーティング制度につきましては、尚一層の普及徹底を計るべく流通面からの取り組みを強化してゆく所存です。

時間の関係で一部のみ紹介にとどめさせていただきました。
はじめにも触れましたように当ゲーム業界は、これまでになかったような注目と期待をあつめる新しい時代に入ってまいりました。私達はユーザーの求める「夢や希望」「楽しみやいやし」「スリルや興奮」などをタイムリーに提供してゆくことで、より新しい時代の期待に新しい体制で応えてゆく所存でございます。
どうぞこれからも当協会に対しよろしくご協力、ご支援のほど御願い申し上げる次第でございます。
終わりに会員会社はじめ各社の益々のご繁栄を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。

ご来賓挨拶 経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長 広実郁郎様

本日はCESA定例総会が滞りなく終了され、誠におめでとうございます。

政府も本日、コンテンツ産業を重視するコンテンツ促進法案などが参議院の内閣委員会で可決採決がされました。おめでとうございます。
行政立法がコンテンツ産業を応援しようという動きがはじまりました。

皆様のさらなるご活躍を祈念いたします。

乾杯 CESA副会長 猿川昭義

僭越ではございますが、乾杯いたします。

私どもの業界の環境は、予断を許さない状況ではございますが、ワールドワイドな視点においては、まだまだ成長していく可能性があります。
是非とも、これからもがんばって参りたいと思います。

当業界、ならびに各社の発展を祈念いたします。

中締め CESA副会長 北上一三

映像、音楽、その他のエンターテインメントとのコラボレーションが盛んに なってきておりますが、 CESAという団体を中心に、ますます日本、そして全世界で当産業の存在感が高 まるように努めてまいりたいと思います。

本日お越しの皆様方のご発展、ご健勝を祈念いたします。

第2回CESA定例記者会見

平成16年度定例総会終了後、第2回となる記者会見が実施されました。
新幹部役員のご紹介にはじまり、定例総会の決議事項ならびに今後のCESAの取り組みについて報告いたしました。

会長挨拶 CESA会長 辻本憲三 (全文)

会長の辻本でございます。
本日はご多忙中にもかかわらず、ご出席賜り有難うございます。
また日頃皆様には報道関係において大変お世話になり有難うございます。

さて、先ほど平成16年度の総会を終らせ、すべての議案はご承認をいただきました。 まず、協会は第5期に入り役員改選を行った結果、私が会長に再選されました。再選されましたからには精一杯努めさせていただきますので宜しくお願い致します。
他の幹部役員としては副会長に北上、工藤、佐藤、猿川の4人、専務理事として渡邊、常任理事として小松、西垣、丸山、山本、和田の5名を選出いたしました。

ご高承の通り、昨年末の政府、産業界あげてのコンテンツビジネス振興に対する矢継ぎ早の施策、提言により当業界もかつてないほどの注目と関心を集めております。大変ありがたいことで、これに対応して行くためにも幹部役員の強化が必要と考え、定数枠の最大にまで増やして対応する所存でございます。
また、ゲームのオンライン化により従来の協会会員の巾を拡げる必要から総会で定款変更を行いました。具体的には議案書をご覧下さい。

当協会はゲームのオンライン化対応の一環として先月「オンラインコミュニティ特別委員会」を発足いたしました。これにつきましては工藤副会長が委員長を務めていますので後ほど本人より一言触れさせていただきます。

時間の関係もありこれだけとさせていただき、あとはQ&Aで補いたいと思います。
協会第5期、新しい陣容で業界の発展のために努力してゆきますので皆様のご理解、ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。