「2009CESAゲーム白書(2009 CESA Games White Paper)」発刊!
家庭用ゲームソフト世界累計出荷の最高記録更新!
「Wii Sports」(Wii)が第一位に!!
2008年の国内ゲームメーカーによる家庭用ゲーム総出荷金額は2兆9,327億円に!
家庭用ゲームソフト世界累計出荷の最高記録更新!
「Wii Sports」(Wii)が第一位に!!
2008年の国内ゲームメーカーによる家庭用ゲーム総出荷金額は2兆9,327億円に!
2009年7月13日
報道関係資料
社団法人コンピュータエンターテインメント協会
「2009CESAゲーム白書(2009 CESA Games White Paper)」発刊!
家庭用ゲームソフト世界累計出荷の最高記録更新!
「Wii Sports」(Wii)が第一位に!!
2008年の国内ゲームメーカーによる家庭用ゲーム総出荷金額は2兆9,327億円に!
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:和田洋一、事務局:東京都港区西新橋、電話:03-3591-9151)は、家庭用ゲーム産業の年次報告書『2009CESAゲーム白書(2009CESA Games White Paper)』(A4版、本文270ページ、税込価格7,350円)を発刊いたしますのでご報告申し上げます。本日より全国の政府刊行物取扱書店などで販売を開始いたしました。
当協会では、1996年より、当白書等のコンピュータエンターテインメント産業に関わる各種データを調査・集計し業界内外に向け情報を発信してまいりました。
『2009CESAゲーム白書(2009CESA Games White Paper)』では、「メーカー出荷量データ」のほか、「東京ゲームショウ2008来場者調査」「2009CESA一般生活者調査報告書~日本ゲームユーザー&非ユーザー調査~」よりそれぞれ一部データを抜粋し掲載しております。また海外の動きの紹介として、米国・カナダ・台湾のデータを、関係機関の協力の下に転載しております。また本書は「日本語/英語同時表記型白書」として発刊しております。
●家庭用ゲームソフトウェアの世界累計出荷本数の最高記録更新!
「Wii Sports」(Wii)が世界累計出荷4,050万本に!!
2008年12月31日までの累計出荷調査の結果、2006年11月に発売された「Wii Sports」(Wii)<任天堂(株)>が発売以来2年2ヶ月間で世界累計出荷4,050万本となり、これまでの歴代記録を塗り替え世界累計出荷のトップに輝きました(*「Wii Sports」(Wii)は当協会主催の「日本ゲーム大賞2007」の大賞受賞作品です)。続く第2位には、長年世界累計出荷トップを誇っていた「スーパーマリオブラザーズ」(FC)<任天堂(株)>4,024万本となりました。
●家庭用ゲームソフトウェアとハードウェアの総出荷額は、2兆9,327億円。
今回の調査の結果、日本の家庭用ゲーム関連企業における2008年1月~12月までの国内向け・海外向けを合わせたソフトウェアとハードウェアの総出荷額は、2兆9,327億円(2007年:2兆9,364億円)となりました。
●ソフトウェアの総出荷額は1兆244億円、ハードウェアの総出荷額は1兆9,083億円。
ソフトウェアの国内外を合わせた総出荷額は、1兆244億円(2007年:8,487億円)と増加致しました。この内、国内におけるソフトウェアの総出荷額は3,013億円(2007年:2,886億円)、海外におけるソフトウェアの総出荷額は7,230億円(2007年:5,600億円)と増加致しました。
ハードウェアの国内外を合わせた総出荷額は、1兆9,083億円(2007年:2兆878億円)。この内、国内におけるハードウェアの総出荷額は2,329億円(2007年:3,033億円)、海外におけるハードウェアの総出荷額は 1兆6,754億円(2007年:1兆7,845億円)となりました。
●ソフトウェアとハードウェアの国内総市場規模は6,580億円。
ソフトウェアおよびハードウェアの国内総出荷規模から推計した、国内における総市場規模は6,580億円(2007年:7,114億円)でした。内、ソフトウェアの国内市場規模は3,980億円(2007年:3,823億円)、ハー ドウェアの国内市場規模は2,600億円(2007年:3,291億円)となりました。
●2008年の日本の有料ネットワークゲーム(オンラインゲーム)国内市場規模は806億円、 有料携帯電話ゲームコンテンツ市場規模は131億円。
一般生活者の調査に基づき、有料ネットワークゲームの利用率・利用金額などから推計した結果、2008年の日本国内における有料ネットワークゲーム(オンラインゲーム)の総市場規模は806億円と推計されました(通信費、パッケージソフト購入費、複合カフェ利用料金を除く)。一方、有料携帯電話ゲームコンテンツの総市場規模は実績のあった企業の売上高を単純集計した結果、131億円と推計されました(通信費・パケット料金を除く)。
●2008年の国内ミリオン出荷タイトルは全7タイトル。
2008年に家庭用ゲームソフト出荷実績のあったメーカーを対象に、2008年までに発売された作品のうち100万本以上出荷があったタイトルを調査したところ、2008年発売タイトルは全7タイトルでした。このうち最も多く出荷されたのは「ポケットモンスター プラチナ」(NDS)で、2008年12月31日までに239万本を出荷しました。
●特別寄稿に<コーエーテクモホールディングス(株)>取締役名誉会長の襟川恵子氏の寄稿文を掲載。
今回の白書では特別寄稿として、長年に渡りゲーム産業を牽引してこられました襟川恵子氏より「すばらしいエンターテインメント人生」というテーマで寄稿いただき収録いたしました。氏の功績はすでに多くの方がご承知の通りですが、本書内では経営者・公職としてのほか、ご自身の半生についても触れております。
「学生時代における襟川陽一氏との出会い」「義父から夢を託された嫁としての覚悟」「二児の母として仕事と家事を両立させる姿」「女性経営者としての奮闘と気配り」等々、これまで多くを語られなかった様々な立場として論述いただきました。
●業界関係者6テーマの寄稿を掲載。
昨今のゲーム業界におけるトレンドを代表し、今回は「ゲームではじまった人生の延長戦(フリーアナウンサー/鈴木史朗氏)」「教科書がDSになった!((株)パオン/山本康弘氏)」「涙でこころ洗浄ソフト~「99のなみだ」ができるまで~((株)バンダイナムコゲームス/「99のなみだ」プロジェクト)」「テレビゲームの脳への影響についての基礎的研究(日本大学大学院/泰羅雅登氏)」「『テレビゲームとレーティングの社会的受容に関する調査報告書』が示すもの(国際基督教大学/佐々木輝美氏)」「『ゲームセンターあらし』と作者の30年(漫画家・小説家・大学院生/すがやみつる氏)」の6テーマを寄稿いただき収録いたしました。
●「ゲーム関連産業の叙勲・褒章受章者」一覧を掲載。
会員会社からの回答並びに経済産業省・関連団体からの聞き取りに基づき、今回初の試みとして「ゲーム関 連産業における叙勲・褒章受賞者」の一覧を作成し、収録しております。
以上
本発表の内容に関するお問い合わせ先 |
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA) |
TEL:03-3591-9151/FAX:03-3591-9152 |
Eメールアドレス:info@cesa.or.jp |
CESAホームページアドレス https://www.cesa.or.jp/ |