東京ゲームショウ2014・日本ゲーム大賞2014 懇親パーティー
平成26年9月18日(木)に開催された「東京ゲームショウ2014・日本ゲーム大賞2014懇親パーティー」は、多くのご来賓をはじめ、国内外の業界関係の方、CESA会員の皆様など、多数の方々にご参加いただき、盛況のうち終了いたしました。
概 要
- 〔日時〕
- 2014年9月18日(木) 18:00~19:00
- 〔会場〕
- ホテルニューオータニ幕張
- 〔出席者〕
- 当協会会員、東京ゲームショウ2014出展者、日本ゲーム大賞2014受賞者、協会関係者(関連業界団体、マスコミ、流通関係者、業界関連企業、コフェスタ関連など)
- 〔式次第〕
-
主催者挨拶 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
会長 鵜之澤 伸ご来賓挨拶 経済産業省 商務情報政策局文化情報関連産業課
課長 柏原 恭子乾杯のご発声 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
理事 辻本 春弘中締め 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
理事 守安 功
主催者挨拶/一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 会長 鵜之澤 伸
CESA会長の鵜之澤でございます。東京ゲームショウ2014が無事スタートいたしました。
過去最高の出展者数421社、うち海外から202社と、多くの方々が海外からご参加くださり、非常に良いイベントになったのではないかと思っております。
また、全体のブース構成など、会場のイメージも大きく変わりました。従来の据え置き型や、一方でハンドヘルドの家庭用ゲーム機、ネットワークゲーム、スマートフォンなど、さまざまなプラットフォームへの対応ができてまいりました。明日のビジネスデイ、土日の一般公開も大変盛り上がるのではないでしょうか。今後、日本のゲーム業界が、世界に向けて新たな創造を発信できるパワーを秘めていることを実感した次第です。
本日が初日ですが、あと3日間頑張りましょう。今回の東京ゲームショウが、皆様にとって今後のご発展・ご活躍につながりますよう祈念いたしまして、主催者代表としての挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました。
ご来賓挨拶/経済産業省 商務情報政策局 文化情報関連産業課 課長 柏原 恭子
ご紹介に預かりました経済産業省の柏原でございます。本日は東京ゲームショウ2014の初日が大変盛大に開催されましたことを心よりお慶び申し上げます。
今回、東京ゲームショウ史上最高の出展者数を達成されたとうかがいましたが、私自身も会場を拝見して、その熱気や活気に溢れた空間に感銘を受けた次第です。このゲームショウを主催されたCESA、共催されている日経BP社、及び出展されている各社の皆様の、本日に至るまでのご努力に敬意を表したいと存じます。
先程、日本ゲーム大賞の「経済産業大臣賞」を、株式会社レベルファイブの日野晃博社長に当省の関政務官から授与させていただきました。ゲームを起点にしながら長きに渡って新しい挑戦を続け、さまざまなメディアを巻き込むクロスメディア戦略を展開されたという企業姿勢を、高く評価させていただきました。
先日、安倍改造内閣が発足し、主要課題として「地方の創生」を掲げています。経済産業省も小渕優子新大臣のリーダーシップのもと、地域に密着した企業の支援に注力したいと考えております。そんな中、福岡を拠点に活躍されている日野様を「経済産業大臣賞」として表彰できたことは、私共としても大変喜ばしく思っております。
また、日本のコンテンツ産業の海外展開比率はすでにかなり高いと思われますが、今後さらなる発展を推進する上では、成長著しい途上国をはじめとする海外への展開を強化していただくことが重要ではないかと考えております。政府が提唱している「クールジャパン戦略」の一環として、今後もコンテンツの海外展開を支援してまいります。日本のコンテンツ産業は、海外の人たちの日本への関心や興味を掻き立てるファクターとして非常に有効で、経済産業省としても「クールジャパン戦略」の基盤をなし得る産業であると考えています。ゲーム業界の皆様方には、世界中のプレイヤーを巻き込み、世界の人たちを驚かせるような、日本発のイノベーションを展開していただくことを期待しております。
最後になりましたが、日頃の経済産業行政へのご理解に対して感謝申し上げると共に、今後ともご理解・ご協力賜りますようお願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。
乾杯のご発声/一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 理事 辻本 春弘
皆様、こんばんは。東京ゲームショウの担当理事として、ひと言ご挨拶をさせていただきます。
近年日本のゲーム業界は元気がないと言われていますが、本日の東京ゲームショウを拝見し、日本ゲーム業界の明日が見えたと確信しました。
日本のゲーム産業は複数のプラットフォームに渡り展開していますが、これは世界でも稀なことだと思います。スマートフォンの普及により同端末でゲームをするユーザーが増えたとはいえ、ゲーム専用機で遊ぶユーザーが減ったわけではありません。今回の日本ゲーム大賞で大賞を受賞された2つのタイトルはゲーム専用機であるニンテンドー3DS向けのソフトであり、数百万本が販売されています。このように、スマートフォンなどの新しいプラットフォームが登場する一方、従来のゲーム専用機やPCオンラインゲームなど、様々なプラットフォームが確立され成長を続けているのです。このように、それぞれのプラットフォームにユーザーが定着し、ビジネスが成立しているところが、日本の特性だと考えています。北米、欧州、中国、韓国、台湾など、ゲーム先進国の中でも類を見ないのではないでしょうか。
この日本の強みは今後大いに活用していくべきです。東京ゲームショウはこうした日本市場に注目した欧米やアジアの新規出展社のマッチングの場となっているのではないかと思います。
日本のゲーム産業は、各企業がそれぞれのプラットフォームで成功し、技術の習得や開発を行わなければならないという課題を抱えています。しかし、将来の市場環境は非常に有望であるということが、今回の東京ゲームショウで垣間見られたのではないでしょうか。
まだ初日ですが、明日のビジネスデイ、さらに土曜、日曜の一般公開日が楽しみです。ユーザーの方々に日本のゲーム産業がいかに進化しているかを実感していただきたいと思います。私たちは業界団体として、色々な局面でゲームを楽しんでいただける環境を広めていくことで、ゲーム産業の発展を推進していけると考えています。
それでは、この4日間の東京ゲームショウが円滑に実施され成功を収めることと、皆様の社業ならびにゲーム産業の発展を祈念して乾杯したいと思います。
(一同で乾杯)
中締め/一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会 理事 守安 功
皆様、お疲れ様でございました。東京ゲームショウの初日を、盛大かつ無事に終えることができたことを嬉しく思っています。
本日、朝の開会式から参加させていただき、各ブースを見学しましたが、タイ、マレーシア、ミャンマーなど、アジアの新興国の方々をはじめ、本当に多くのご出展者様に参加いただけましたことを嬉しく思っております。我々が推進するゲームビジネスがグローバルに広がり、海外の方からも東京ゲームショウが注目されていることを肌で感じることができました。
我々ディー・エヌ・エーとしても、今回約6年ぶりにゲームショウに出展させていただきました。今回は"美少女ゲーム"というジャンルを謳っているので、おそらくビジネスデイ以上に、一般のお客様に喜んでいただけるのではないかと、今から土・日曜日を楽しみにしております。
まだ初日ですが、あと3日間このゲームショウが盛大にかつ無事に開催されることを願っております。簡単ではございますが、中締めとして一丁締めで締めさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
(一同で一本締め)